Winckler JP
代表挨拶

創業者であるヤコブ・ウインクレル氏がドイツから来日したのは、日本が開国してから間もない1870年のことでした。もしヤコブ・ウインクレル氏が、1885年の創業から約150年後の今日でも、ウインクレル社が多くのお客様から信頼をかちとり、日本で事業を継続していると知ったとしたら、きっと驚くと同時に誇らしく感じるだろうと想像されます。

そして現在、事業を受け継ぐ私たちにとっても、日本で最も歴史あるドイツ系商社のウインクレル社の一員であることは誇らしいことです。当社は、日本の海外貿易の起源となった、横浜・名古屋・神戸という都市に拠点を構え、明治・大正・昭和・平成と4つの時代を、あまたの困難(二つの大きな世界大戦や、戦前戦後の大震災、恐慌・オイルショック・バブル崩壊等の景気変動など)を経験しながら、乗り越えてきました。

創業初期は、ヨーロッパ・アメリカ向けに日本の様々な特産物や天産物を輸出する事業を展開し、その後は時々のニーズやマーケットの変化などを捉えながら発展させてきました。そして現在の事業である医薬品・化粧品、食品、プラスチック、印刷産業に特化して、最先端の生産・包装機械、印刷機、生産プラント等をヨーロッパから輸入する商社としてお客様のご支援のもと、今の地位を確立しています。

代表挨拶

また当社事業に欠かせないパートナーの欧州メーカーは、諸分野における世界規模のリーディングカンパニーであり、当社は彼らと長い年月をかけ親密な信頼関係を培ってきました。その欧州メーカーと日本のお客様の架け橋となることを目指し、当社では英語・ドイツ語に堪能な社員(営業・エンジニア・事務スタッフ)を組織しています。スタッフ達は語学だけでなく、日本の「文化・伝統・ものづくりの精神」を理解しており、お客様のご要望を余すことなくメーカーへ伝達することに尽力しています。

“Good”(最高品質である)あるいは“No Good”(劣っている)― 日本の市場では多くの場合この両極の基準において評価されがちです。これは世界の中でも最も厳しい基準であるといえますが、むろん当社が目指すのはお客様からの “Good”を頂くことに他なりません。

日本を代表するリーディングカンパニー(市場を牽引する大企業、特殊分野における優良企業)である、当社のお客様から信頼を得る為には、販売後のサービスに注力することが大切であると考えています。当社は技術サービス部門に、営業部門以上に人員を配し、機械・電気の両分野に対応すると共に、プログラミングからプロジェクトマネージメントに至るまで幅広いサービスを現場にお届できるように努力しています。

これからも皆様と共に発展できますよう、成長への挑戦に邁進してまいります。引き続きのご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

Robert Selig
Christopher Selig

ドイツ系商社として日本で有数の歴史をもつことはわたしたちの誇りです。

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